セキグチ ハルキ
SEKIGUCHI Haruki
関口 治樹 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 短期間で僧房弁に腫瘤を形成し、摘出術に成功した脳梗塞既往がある透析患者の一例 |
会議名 | 第244回日本循環器学会関東甲信越地方会 |
主催者 | 日本循環器学会関東甲信越支部 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎程路, 関口治樹, 輪島京, 野村新, 鈴木敦, 芹澤直紀, 新井光太郎, 宇都健太, 芦原京美, 村崎かがり, 志賀剛, 萩原誠久, 齋藤聡, 山崎健二, 福島賢慈, 長尾充展 |
発表年月日 | 2017/06/10 |
開催地 (都市, 国名) |
東京都千代田区 |
概要 | 74歳で透析導入された76歳男性。脳梗塞の既往あり、発症時(73歳)の心臓超音波(UCG)では僧帽弁腫瘤は認めなかった。
UCGで僧帽弁に10mmの腫瘤を認め紹介。経食道UCGで後尖に高輝度で可動性に乏しい16*13mmの腫瘤を認め、僧帽弁輪石灰化(MAC)が疑われるが、短期間で腫瘤増大し、MACとして非典型的だった。 CTで石灰化に富んだ腫瘤を認め、calcified amorphous tumor (CAT), Caseous Calcification of Mitral Annulus が鑑別となった。手術適応は腫瘤が可動性、有茎性、脳梗塞と関連がある時となるが、本例はこれらはなかった。しかし、画像より腫瘍核出術可能と判断、僧帽弁より腫瘤のみ摘出、僧帽弁を温存、病理所見よりCATと診断。 非常に短期間で増大し、画像診断から手術方針となり、僧帽弁を温存でき得た症例を経験したため報告する。 |