マサムネ ケン
Masamune Ken
正宗 賢 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | DDS型吸光薬剤による光温熱治療で確実な腫瘍縮退を誘導する |
会議名 | 第56回日本生体医工学会大会(旧日本エム・イー学会) |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎江南慧 , 野村信介, 辻本広紀, 丹羽貴郁, 広富優華, 寺原航, 長井健一郎, 尾崎一平, 原功, 小関英一, 正宗賢, 四ノ宮成祥, 守本祐司 |
発表年月日 | 2017/05/05 |
開催地 (都市, 国名) |
宮城県仙台市 |
学会抄録 | 第56回日本生体医工学会大会(旧日本エム・イー学会)プログラム・抄録集 407 |
概要 | 演者らは、ドラッグデリバリーシステム(DDS)型超分子として評価の高い高分子ミセルを用いて、患部選択的な集積性を発揮するDDS型吸光薬剤を創製し、光温熱治療(Photothermal therapy: PTT)における優れた治療効果を実証してきた。ところが、腫瘍を縮退に導く施術条件(薬剤濃度や投与量、光照射強度やエネルギーなど)に設定しても、個体によっては腫瘍増大が見られることがあり、抗腫瘍効果が一定しないことがしばしば観察されることがわかってきた。臨床使用に資する医療技術として昇華させるためにはこの問題を解決して、生体において腫瘍縮退を確実に誘導できることが最重要となるが、演者らは最近、PTTにおいてこの問題を解決できる糸口を見出した。それは、PTT施行最中に腫瘍温度をモニタリングして一定温度以上に光加温することである。光照射中のdosimetryにより確実な腫瘍縮退を誘導できる本法は実臨床に応用できる可能性が高い。 |