ホシノ タカオ
Hoshino Takao
星野 岳郎 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 抗amphiphysin抗体陽性であった乳癌による傍腫瘍性脳幹脳炎の69歳女性例 |
会議名 | 第200回日本神経学会関東・甲信越地方会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎眞壽田充代, 丸山健二, 星野岳郎, 内潟雅信, 内山真一郎 |
発表年月日 | 2012/03/03 |
開催地 (都市, 国名) |
東京(砂防会館) |
学会抄録 | 臨床神経学 53(2),166 2012 |
概要 | 構音障害,四肢感覚障害,四肢の運動失調が亜急性の経過で進行し、入院した。頭部MRI上,両側対称性に橋から中小脳脚にT2WIにて高信号域を認め、末梢神経伝導検査では感覚性ニューロパチーの所見を認めた。ステロイドパルス療法を施行したが症状はやや改善したが、その後症状、画像所見は悪化した。全身検索で左乳癌が発見され手術施行.傍腫瘍性脳幹脳炎が疑われたが,抗Hu・Yo・Ri抗体陰性であった。再評価のため当科へ転院.画像所見は変化なく、感覚性ニューロパチーの所見であった。後に抗amphiphysin抗体陽性であることが判明した.本症例は、抗amphiphysin抗体陽性の乳癌による傍腫瘍性神経症候群で両側対称性に橋から中小脳脚の異常信号と感覚性ニューロパチーを呈したことが特徴的であった。 |