アカバ トモヒロ
Akaba Tomohiro
赤羽 朋博 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 鼻炎合併喘息に対する抗ロイコトリエン薬の有効性−SACRA Questionnaireを用いた解析− |
会議名 | 第25回日本アレルギー学会春季臨床大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎切士紗織, 多賀谷悦子, 赤羽朋博, 清水悠里, 塚本紗代, 辻真世子, 落合克律, 奥出梓, 武田奈生子, 宮本由香里, 新井尚希, 近藤光子, 玉置淳 |
発表年月日 | 2013/05/11 |
開催地 (都市, 国名) |
横浜、日本 |
概要 | 【背景】近年アレルギー性鼻炎と気管支喘息はone airway, one diseaseの概念が提唱され、SACRA questionnaireを用いたスクリーニングの報告が散見されるようになった。【目的】SACRA questionnaireを用いて気管支喘息における鼻炎合併をスクリーニングし、鼻炎合併例に抗ロイコトリエン薬を使用しこの有効性を検討する。【方法】吸入ステロイドを使用している気管支喘息患者にSACRA questionnaireによるアンケートを実施し、鼻炎合併の有無をスクリーニングした。鼻炎の可能性がある患者に呼吸機能検査とACTを施行し、モンテルカスト10mgを追加あるいは吸入ステロイドを倍量にし、4週後と12週後にSACRA questionnaire、呼吸機能検査、ACTを再検しその変化を検討した。【結果】気管支喘息患者の68%に鼻炎の合併が疑われ、鼻炎合併群では喘息コントロール不良例が多かった。4週後および12週後のFEV1はモンテルカスト追加群でより顕著に改善し、VAS、PEF、ACTスコアも著明に改善した。【結論】気管支喘息患者には鼻炎合併例が多い。これらは喘息コントロールが不良であり抗ロイコトリエン薬の有効性が高い。SACRA questionnaireは治療効果判定にも有用である。 |