イセキ ヒロシ
Iseki Hiroshi
伊関 洋 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任顧問 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 脳神経外科手術支援のための手術ナビゲーションシステムに関する研究 |
会議名 | 第16回日本コンピュータ外科学会大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎王凱濛, 安藤岳洋, 島谷浩二, 野口雅史, 青木英祐, 廖洪恩, 小林英津子, 丸山隆志, 村垣善浩, 伊関洋, 佐久間一郎 |
発表年月日 | 2007/11/04 |
開催地 (都市, 国名) |
広島市 |
学会抄録 | 日本コンピュータ外科学会誌 9(3),284-285 2018 |
概要 | ナビゲーション1
07(XI)-48 脳腫瘍 の治療 としては全摘 出が最 も有効 な治療法 であ り,腫 瘍の除去率 と患者の予後 には密接 な関係が ある.し か し,悪 性腫瘍は浸潤性 を持 ち,正 常組織 との境界 が不 明 瞭 であるため,腫 瘍、非腫瘍 の境界 を判 断す る ことが難 し く,ま た,過 度 の摘 出は患者 の予後 に も影響 を与 えます か ら,実 際 の症例 で全摘 出 といえるのはわず か しかない とい う現状が ある.そ のため正確 な腫瘍摘 出が求 め られ てお り, 腫瘍領域 を把握す るMRIな どの診 断装置や,そ れ と合 わせ て腫瘍の空 間情報 を術者 に直感 的に提示す るナ ビゲー シ ョンシステ ムな どが開発 され ている.し か しなが ら,術 中 には髄液の流 出によ り脳 が変形 ・移動す るブ レイ ンシフ ト とい う現象が見 られ,腫 瘍 の部位 は術前画像 と術 中におい て必ず しも一致 しない.こ の問題 の解決法 として は術 中 MRIの 応 用等があ る.ま た腫瘍 同定 のた めの術 中計測 も有 効であ ると考 え られ る,こ の よ うな試みのひ とつ と して腫 瘍細胞に選択的 に集積 し,蛍 光色素Protoporphyrin IX(Pp IX)の 前駆体 である,5-Aminolevulinic Acid(5-ALA)を 利 用 して腫 瘍組織 と正常組織 との識別 を行 う試みがな され てい る[1].我 々は腫瘍部位 で計測 され る蛍 光信 号の強 度 ・蛍光 スペ ク トル と腫瘍の性質 に関す る情報(術 中の腫 瘍 の種別及び悪性度な ど)を検討 を行 い,術 中腫瘍部位 同 定支援 のた めの5-ALA誘 導蛍光術中計測システムの開発 を行 ってい る.こ の計測システムか ら得 られ る組 織診 断に 関す る情報 を,直 感的かつ リアルタイムに手術ナ ビゲーシ ョン画面 に提示可能 になれば,術 中に状況に応 じた最適 な 手術戦略立案の支援ができ る.し か しなが ら,臨 床 では MRI等 の診断装置 と組 み合わせ たナ ビゲーシ ョンシステム の利用は盛んに行われてい るものの,術 中に計測 され る脳 腫瘍術 中計測診断システムか ら得 られ る組織機能 情報 が 統合 されたシステムが必 要である. |