マルヤマ タカシ
MARUYAMA Takashi
丸山 隆志 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | Supplementary motor area(SMA)領域腫瘍の摘出後にSMA syndromeを呈したglioma症例の検討 |
会議名 | 第67回日本脳神経外科学会総会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎乙供大樹, 丸山隆志, 河本竹正, 村垣善浩, 伊関洋, 堀智勝 |
発表年月日 | 2008/10/03 |
開催地 (都市, 国名) |
岩手県 |
学会抄録 | 日本脳神経外科学会総会CD-ROM抄録集 67回,3F-O30-04 2008 |
概要 | 2008-10-3:一般口演 グリオーマ:手術3
SMA領域腫瘍摘出後にSMA syndromeを呈したglioma症例に関し、術中モニター、術後の臨床症 状、経過、およびMRIによる摘出領域に関し検討を行う。 対象は2006年以降、画像上T2-high領域がSMAに存在するgliomaにて術中MRIにて90%以上の 摘出が行われた 2 1 例 ( grade 2 : astrocytoma 1 例 、 Oligodendroglioma 6例、oligoastrocytoma 3例、Grade 3:anaplastic astrocytoma 2例、anaplastic oligodendroglioma 4例、anaplastic oligoastrocytoma 5例)。右:左=16:5、21例中15例 にてMEPモニターを併用した覚醒下での摘出が行われた。術後3例は神経学的異常なし、9例に て失語症を伴う麻痺、8例にて失語を伴わない麻痺のみ、1例で発語の遅延のみが認められた。 失語を呈した症例のうち2例がWADA testにて非優位半球の摘出が行われた症例であった。この うち、6か月以上の経過にて回復遅延の見られた症例が3例で、上肢の遷延が2例、下肢の遷延 が1例であった。 これら症例の術前後のMRI画像、および術中所見を検討することより、SMA領域摘出の際に、 摘出腔外側底部での上縦束近傍への操作、一時運動領野近傍への操作により、術後症状に差が 生じる可能性について検討を行う。 |