イセキ ヒロシ
Iseki Hiroshi
伊関 洋 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任顧問 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 神経膠腫におけるMethionine-、FDG-PETの診断精度および再発様式の検討 |
会議名 | 第67回日本脳神経外科学会総会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎丸山隆志, 村垣善浩, 河本竹正, 中山則之, 加藤貴之, 篠田淳, 伊関洋, 久保長生, 堀智勝 |
発表年月日 | 2008/10/03 |
開催地 (都市, 国名) |
岩手県 |
学会抄録 | 日本脳神経外科学会総会CD-ROM抄録集 3G-O09-01 2008 |
概要 | 2008-10-3:一般口演 グリオーマ:PET・SPECT 1
神経膠腫に対する術前評価としてmethionine(Met)-PETの有用性が知られている。Grade 2,3 を中心にMet-、FDG-PETによる術前診断と病理像の比較、および術後再発症例を抽出しPETの術 前評価における診断精度について検討を行った。 2004年以降の初発症例で手術にて5 0%以上摘出を達成した105症例を対象。内訳は Astrocytoma(A)12例、anaplastic astrocytoma(AA)19例、Oligodendroglioma(O) 2 2例、anaplastic oligodendroglioma(A O)1 4例、oligoastrocytoma(O A) 20例、anaplastic oligoastrocytoma(AOA) 15例、PXA 3例。各群においてMet-PET集積を3 段階(集積なし、低集積、高集積)にて評価、病理診断との関連および再発症例の検討を行っ た。 Met-PET に関し Grade 2 で は A :集積なし5、低集積4、高集積3に対 し、O:5例、9例、8例、OA:5例、6例、9例とoligodendrogliomaの成分が含まれるほど集積が 高い傾向にあった。このうち再発症例はA: 1例、O:1例、OA:2例でいずれもMT高集積例であ った。 Grade 3ではAA: 12例、4例、3例、AO:11例、3例、なし、AOA:11例、1例、3例であ り、Metは高集積の傾向であった。ただしMib-1>10にもかかわらず集積の見られなかった症例 を4例認めた。再発はAA:8例(1例は集積なし)、AO:2例であり、いずれもMet高集積であっ た。 術前診断としPETは高い精度で診断予測が可能であり、積極的な摘出の範囲決定には非常に有 用で |