イセキ ヒロシ
Iseki Hiroshi
伊関 洋 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任顧問 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 5-アミノレブリン酸(5-ALA)を用いた大腸癌に対する光力学的診断の有用性 |
会議名 | 第110回日本外科学会定期学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎済陽義久 , 井上雄志, 大木岳志, 松下典正, 金子由香, 丸山隆志, 村垣善浩, 伊関洋, 山本雅一 |
発表年月日 | 2010/04/10 |
開催地 (都市, 国名) |
名古屋市 |
学会抄録 | 日本外科学会雑誌 111(臨増2),664 2011 |
概要 | 一般口演(245) : 大腸癌-5*Aminolevulinic Acid(診断的利用); *大腸腫瘍(診断)
【目的】5-ALAは細胞内で(代謝されて)蛍光物質であるプロトポルフィリンIX(PpIX)に変化する.PpIXは癌組織内に集積し,405nmの励起光を照射することで630nm赤色光を発する性質がある.今回我々は,大腸癌患者の切除標本を用いて5-ALAの光線力学的診断(Photodynamic diagnosis:PDD)を試みた.【方法】20mg/kgの5-ALAを術前に経口内服.標本摘出後,蛍光観察を行った.観察に用いる励起波長は375-440nmでありfilterを介して630nm赤色光を観察,病理組織との比較を行った.【結果】下行結腸癌1例,S状結腸癌2例の計3例に5-ALAを投与し,いずれも大腸癌切除標本に肉眼で癌部に一致して蛍光を認め,病理組織でも蛍光範囲と一致して癌組織を認めた.【結論】5-ALAを用いたPDDは大腸癌病理診断に有用であると思われ現在症例を集積中である |