オモト カズヤ
Omoto Kazuya
尾本 和也 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
種別 | 部分執筆 |
表題 | 免疫学的高感作レシピエントに対し生体二次移植を行った経験 |
書名 | 日本透析医学会雑誌 |
ISBNコード | 0914-7136 |
版・巻・頁 | 57,456頁 |
出版社 | (一社)日本透析医学会 |
出版地 (都市, 国名) | 東京, 日本 |
著者・共著者 | 齋藤 彩香, 海上 耕平, 大木 里花子, 阪野 太郎, 岡田 大吾, 平井 敏仁, 尾本 和也, 花房 規男, 清水 朋一, 星野 純一, 石田 英樹 |
発行年月 | 2024/05 |
概要 | 【目的】免疫学的高感作症例に対して二次生体腎移植術を行ったので,報告する.
【症例】レシピエントは60歳代女性.原疾患MPGNに由来する末期慢性腎不全に対し,5X歳時夫をドナーとした生体腎移植術後.5X+10歳時血液透析再導入.ドナーは一次ドナーとの実子である40代女性.血液型不適合(A→B),当初,CDC T陽性であり期間を空けて陰性時に移植を施行した(CDC T(-) Bw(+),FCXM T(+/レシオ16),B(+/レシオ36),(術前脱感作TAC/MMF/MP/BAX/Rit(300+200) DFPP 5 PE 1,IVIg 4g/kg).生体腎移植術後順調に経過,POD12自宅退院.3か月生検にてAAMR(g2, ptc1)の診断に至りステロイドパルス施行.現在移植後8M経過,Cre 1.2 mg/dl程度で安定して経過している. 【結語】高感作症例の場合,拒絶反応は起きうるが移植腎生着にむすびつけることができると考える. |