ホシノ ジユンイチ   Hoshino Jiyun'ichi
  星野 純一
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
言語種別 日本語
種別 部分執筆
表題 【骨合併症(骨折,アミロイド症を含む)】透析アミロイド骨関節症 予防と治療
書名 臨床透析
ISBNコード 0910-5808
版・巻・頁 40,95-98頁
出版社(株)日本メディカルセンター
出版地
(都市, 国名)
東京, 日本
著者・共著者 田中 彩之, 星野 純一
発行年月 2024/01/10
概要 <文献概要>透析アミロイドーシス(DRA)は,中分子の尿毒症物質であるβ2ミクログロブリン(β2m)を前駆蛋白としたアミロイド線維が骨関節領域に沈着することで発症する,長期透析患者に代表的な合併症である.DRAは一度症状を認めると完全に症状を消失させることが困難であり,治療の主体は症状緩和となる.透析療法によりβ2mを除去することでDRA発症リスクを低下させるといわれており,β2m除去に有用とされる血液透析濾過(HDF)とβ2m吸着カラム,および発症後の内科的治療のそれぞれの特徴を理解して予防と治療に努めるべきである.