オオツボ テンペイ   Tempei Otsubo
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【神経症性障害と抑うつ-その相互作用と臨床的意義,治療について-】全般不安症/全般性不安障害と抑うつ その相互作用と臨床的意義,治療について
掲載誌名 正式名:精神神経学雑誌
ISSNコード:00332658
掲載区分国内
出版社 (公社)日本精神神経学会
巻・号・頁 118(7),509-515頁
著者・共著者 大坪 天平
発行年月 2016/07
概要 全般不安症/全般性不安障害(GAD)はもともと残遺カテゴリーから出発し,「心配(予期憂慮)」を中心症状とする独立カテゴリーとして再構築された.しかし「心配」は他の精神疾患や身体疾患でも多くみられるし,GADと他の精神疾患の併存率は高く,GAD診断の意義が大きく揺らいでいる.「GADはうつ病の前駆症状あるいは残遺症状ではないか」,あるいは「ただの増悪因子や重症度指標ではないか」との意見もある.ここでは,GAD診断の問題点,抑うつとの相互作用と臨床的意義についてふれ,GADのような慢性不安障害がどの程度寛解するものなのか,その治療についてふれる.(著者抄録)
文献番号 2016394873