トミザワ ヤスコ
TOMIZAWA Yasuko
冨澤 康子 所属 その他 その他 職種 非常勤嘱託 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 勤務医の現職からの離職の傾向-就業構造基本調査から- |
掲載誌名 | 正式名:東京女子医科大学雑誌 略 称:東女医大誌 ISSNコード:0040-9022/2432-6178 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 東京女子医科大学学会 |
巻・号・頁 | 86(6),215-222頁 |
著者・共著者 | 冨澤康子†, 宮崎悟, 西田博, 上塚芳郎 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2016/12 |
概要 | 近年、日本でも女性医師が増加傾向にあり、2014年末には女性医師の占める割合が20.4%になった。女性医師が妊娠・出産すると、育児・家事の負担が大きいため、当直や残業がない勤務、あるいは非常勤を希望したりすることが指摘されている。しかし、女性医師支援策として用いることが期待されている短時間正規雇用制度(常勤)(いわゆる時短)は80医学部・医科大学の本院調査では43施設にしかなく、制度の活用は限られていた。
若い医師は自分のキャリアパスを考え、ワーク・ライフ・バランスを重視し、また収入を増やすことを希望する傾向がある。勤務医にインターネット調査で、「今の職場から移りたいか」を聞くと、回答者の半数近くが移りたいと回答し、その理由として長い労働時間や給料が安いなどの処遇面の不満、子供の教育、介護などの事情、他があった。また、職場での人間関係、収益の向上を強く求められること、他がストレスになっていることが指摘されている。 本研究では特に病院を中心とした医療機関への定着に着目して、50歳未満の勤務医について、どのような属性を持つ人が継続就労せず、現職からの離職を希望しやすくなるかを就業構造基本調査からの情報を用いて分析した。 |
文献番号 | 2017179685 |