ニツタ コウサク   Nitta Kosaku
  新田 孝作
   所属   その他 その他
   職種   非常勤嘱託
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 ARBによる降圧不十分なCKD合併の高血圧患者に対するオルメサルタン40mgの治療効果
掲載誌名 正式名:Progress in Medicine
ISSNコード:0287-3648
巻・号・頁 33(4),963-967頁
著者・共著者 土谷健†, 新田孝作*
担当区分 最終著者
発行年月 2013/04
概要 ARBによる降圧不十分な慢性腎臓病(CKD)合併の高血圧患者26例に対するオルメサルタン40mgの治療効果について検討した。CKDの原疾患は慢性糸球体腎炎22例で、腎硬化症3例、不明1例であった。服用薬は、ARBが26例中21例、ARB配合剤が4例、レニン阻害薬が1例であった。全体では、変更前に比べ3ヵ月後、6ヵ月後において収縮期、拡張期ともに有意に血圧の低下を認めた。ARBの標準用量から変更した13例も変更前に比べ3ヵ月後、6ヵ月後において収縮期、拡張期ともに有意に血圧の低下を認めた。心拍数は有意な変化は認めなかった。尿蛋白は有意な減少を認めた。血清クレアチニンには有意な変化はみられなかったが、eGFRで算定した腎機能では軽度ながら有意な改善を認めた。尿酸値は投与前に比べ6ヵ月後に有意に低下し、改善を認めた。TGは軽度な低下を認めた。
文献番号 2013184984