ニツタ コウサク
Nitta Kosaku
新田 孝作 所属 その他 その他 職種 非常勤嘱託 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | カリメート経口液の有用性の検討 |
掲載誌名 | 正式名:診療と新薬 ISSNコード:0037-380X |
巻・号・頁 | 50(9),849-852頁 |
著者・共著者 | 武井卓†, 森山能仁, 板橋美津世, 新田孝作* |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2013/09 |
概要 | カリメート経口液の服薬遵守率と有用性、安全性について検討した。慢性腎不全による高カリウム血症患者22例を対象とした。血清カリウム値は、カリメート経口液を新たに処方した症例および他のポリスチレンスルホン酸製剤から用量を変更した症例を除く19例において低下傾向であった。カリメート経口液は他のポリスチレンスルホン酸製剤と同等の効果を有した。新規にカリメート経口液を処方した2例の血清カリウム値は低下した。カリメート経口液に切替後には服薬遵守率75%以上が18例(81.8%)で良好な服薬アドヒアランスが得られた。また、他のポリスチレンスルホン酸製剤から切り替えた20例のうち1段階以上遵守率が向上したのは7例で、75%以上の服薬遵守率で不変だった7例を除くと、カリメート経口液へ切り替えることにより53.8%で服薬アドヒアランスの向上を確認した。新たな副作用の発現は認めなかった。 |
文献番号 | NA10340009<Pre 医中誌> |