ハギワラ ノブヒサ   Nobuhisa Hagiwara
  萩原 誠久
   所属   その他 その他
   職種   非常勤嘱託
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 アミオダロン投与症例における甲状腺中毒症発現リスクの検討
掲載誌名 正式名:Progress in Medicine
略  称:Prog Med
ISSNコード:0287-3648
掲載区分国内
出版社 (株)ライフ・サイエンス
巻・号・頁 35(1),362-365頁
著者・共著者 山田隆弘†, 飛田尚重, 鈴木敦, 志賀剛, 萩原誠久
担当区分 最終著者
発行年月 2015/03
概要 アミオダロン投与症例における甲状腺中毒症発現リスクについて検討した。アミオダロンを内服した1167例(単回処方例含む)で、1159例は初回処方日が明らかであった。アミオダロン誘発甲状腺機能中毒症(AIT)発症リスクの多変量ロジスティック回帰分析を行ったところ、年齢およびアミオダロン投与期間で有意差を認めた。アミオダロン投与開始時期は、60歳代がピークであった。AIT発症率を年齢別にみると、20歳代、30歳代、40歳代は、それぞれ28%、25%、20%でAITを発症し、60歳代、70歳代は、それぞれ7%、4%でのみAITを発症した。アミオダロン投与開始時期が早期であるほどAIT発症のリスクが高いことが示された。アミオダロン投与開始からAIT発症までの期間を解析したところ、観察期間が2年過ぎた頃からAIT発症率が徐々に増加する傾向にあった。
文献番号 2015175435