シミズ キヨウコ   SHIMIZU Kyoko
  清水 京子
   所属   その他 その他
   職種   非常勤嘱託
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 家族性膵癌高危険群のサーベイランス法(エキスパート・コンセンサス)-日本膵臓学会家族性膵癌レジストリ委員会・家族性膵癌に関する小班会議-
掲載誌名 正式名:膵臓
ISSNコード:09130071/18812805
掲載区分国内
出版社 (一社)日本膵臓学会
巻・号・頁 35(4),322-330頁
著者・共著者 北野 雅之, 森実 千種, 肱岡 範, 松林 宏行, 蘆田 玲子, 池浦 司, 伊藤 鉄英, 神澤 輝実, 川口 喬久, 河邉 顕, 小杉 眞司, 児玉 裕三, 清水 京子, 高橋 秀明, 谷内田 真一, 寺島 健志, 鳥嶋 雅子, 花田 敬士, 古川 徹, 古川 正幸, 古瀬 純司, 真口 宏介, 眞島 喜幸, 水野 伸匡, 水間 正道, 水本 雅己, 吉田 岳市, 和田 慶太, 高折 恭一
発行年月 2020/08
概要 家族性膵癌家系(一対以上の第一度近親者に膵癌患者のいる家系)の人々は,膵癌発症リスクが有意に高い.日本膵臓学会では,2014年から全国規模の家族性膵癌レジストリを運用しているが,家族性膵癌レジストリにより自らが膵癌高危険群と知った方へ説明するサーベイランス法のコンセンサスを得ることを目的とした.膵癌の画像診断・遺伝子診断に関するエキスパートのワーキング・グループを形成し,(1)膵癌高危険群の定義,(2)膵癌高危険群の初回検査法,(3)膵癌高危険群の経過観察法,に関する22のステートメントを作成した.それぞれのステートメントについて,日本膵臓学会評議員による賛否の投票を行ったところ,21のステートメントについて,75%以上の合意を得たため,エキスパート・コンセンサスとした.本エキスパート・コンセンサスを用いることにより,家族性膵癌の早期診断・予後改善に寄与することを期待する.(著者抄録)
文献番号 2020395156