ハリガイ マサヨシ
HARIGAI MASAYOSHI
針谷 正祥 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【関節リウマチの骨・軟骨破壊】 CTLA4-Igの関節破壊抑制効果 |
掲載誌名 | 正式名:Clinical Calcium ISSNコード:0917-5857 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 17(4),577-584頁 |
著者・共著者 | 針谷 正祥 |
発行年月 | 2007/03 |
概要 | CTLA4-Ig(アバタセプト)はT細胞を標的とする生物学的製剤で、ヒトcytotoxic T lymphocyte-associated antigen-4(CTLA-4)の細胞外領域に、ヒトimmunoglobulin G1(IgG1)-Fc領域を融合させたリコンビナントタンパク製剤である。アバタセプトはCD28-CD80/86相互作用を阻害することによりT細胞活性化を抑制し、抗リウマチ作用を発揮する。メトトレキサート(MTX)抵抗性関節リウマチ(RA)患者に対する関節症状改善効果およびhealth assessment questionnaire(HAQ)改善効果、関節破壊進行抑制効果が確認されている。アバタセプトの関節破壊進行抑制効果は腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬のおよそ半分程度であるが、TNF阻害薬抵抗性RA患者に対する関節症状改善効果およびHAQ改善効果を有するため、難治性RAに対する新たな治療手段として期待されている。(著者抄録) |
文献番号 | 2007221397 |