トクシゲ カツトシ   TOKUSHIGE Katsutoshi
  徳重 克年
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 【NAFLD/NASH診療の現在地】NAFLD/NASH診療の現状と課題
掲載誌名 正式名:消化器の臨床
ISSNコード:13443070
掲載区分国内
出版社 (株)ヴァンメディカル
巻・号・頁 22(4),267-270頁
著者・共著者 徳重 克年
発行年月 2019/11
概要 現在の診断概念のNAFLDは、組織診断あるいは画像診断で脂肪肝を認め、アルコール性肝障害など他の肝疾患を除外した病態であり、病態がほとんど進行しないと考えられる非アルコール性脂肪肝(NAFL)と進行性の脂肪肝炎(NASH)に分類される。最近では肝線維化が予後に最も係わる因子であり、線維化の程度でfollow up体制、治療を考慮すべきである。治療に関しては、食事・運動療法による減量が基本である。薬物療法としては、ビタミンE、ピオグリタゾン、GLP1アナログ、SGLT2阻害薬が要される。今後NASH特異的な新薬の開発・保険適用が期待される。(著者抄録)
文献番号 2020085988