タナカ マサル
田中 勝 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【最近のトピックス2012 Clinical Dermatology 2012】 新しい検査法と診断法 色素病変以外のダーモスコピー所見 |
掲載誌名 | 正式名:臨床皮膚科 ISSNコード:0021-4973 |
巻・号・頁 | 66(5),77-81頁 |
著者・共著者 | 田中 勝† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2012/04 |
概要 | ダーモスコープは皮膚科医になくてはならない「聴診器」である.ダーモスコピーは臨床像と病理像をつなぐ役目を果たす.ダーモスコピーは,病理像を想像しながら観察することで診断に寄与する.乾癬,光線角化症,Bowen病では不全角化による白色鱗屑領域が目立つ.乾癬やBowen病などで表皮肥厚を反映する所見は脱色素ネットワーク(白色網目状構造)である.真皮乳頭の血管増生・拡張は点状血管,糸球体状血管として観察される.扁平苔癬のWickham線条は白色網状,霜状,樹氷様構造としてみられる.慢性色素性紫斑のように真皮乳頭で微小出血する疾患では紫紅色の類円形構造が黄色ないし褐色の背景の上に観察される.(著者抄録) |
文献番号 | 2012197565 |