ナガタ サトル   NAGATA Satoru
  永田 智
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 【小児科医に必要な免疫の知識】総論 腸内細菌叢と免疫
掲載誌名 正式名:小児内科
ISSNコード:03856305
掲載区分国内
出版社 (株)東京医学社
巻・号・頁 51(8),1132-1135頁
著者・共著者 橋詰拓摩†, 鏑木陽一郎†, 永田智
担当区分 最終著者
発行年月 2019/08/01
概要 <Key Points>(1)宿主の腸管上皮細胞は腸内細菌叢とクロストークを介して、常在菌の共生と病原体の排除に努めている。(2)宿主の腸管関連リンパ組織は、腸内細菌叢を制御する一方で腸内細菌も腸管免疫機構の成熟に関与している。(3)Th17細胞は、管腔内の病原体の排除に貢献するが、炎症性腸疾患などの自己免疫疾患の発症にもかかわっている。(4)腸内細菌叢は、宿主の自然・獲得免疫の両者を介して、腸管局所に限定せず全身の免疫の活性化に貢献していることから、長期の絶飲食は宿主の免疫低下の原因になる。(著者抄録)
文献番号 2019336737