ミツイシ ツヨシ
  三石 剛
   所属   医学部 医学科(附属八千代医療センター)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 【薬疹・薬物障害】 フェニトインとカルバマゼピンによる薬剤性過敏症症候群の1例
掲載誌名 正式名:皮膚科の臨床
ISSNコード:0018-1404
巻・号・頁 50(5),593-596頁
著者・共著者 小坂素子, 三石剛, 森本健介, 川名誠司
発行年月 2008/05
概要 29歳女。脳腫瘍破裂に伴う脳出血の手術後にフェニトインとカルバマゼピンの投与後に発熱、肝機能障害と頸部リンパ節腫脹とさらに全身皮疹が出現した。顔面に強い浮腫とびまん性の紅斑、胸部・上肢に紅色丘疹と融合傾向にある紅斑を認めた。薬疹を疑いカルバマゼピンを中止してステロイド外用と輸液で経過をみたが白血球、好酸球、異型リンパ球、HHV-6IgGは上昇し、皮疹は拡大して紅皮症となったが20日目に皮疹の色素沈着を残すのみとなった。DLSTよりフェニトインとカルバマゼピンによる薬剤性過敏症症候群(DIHS)と診断した。DIHS治癒から4ヵ月後の脳外科再手術後にピペラシリンを投与したところ、上肢・胸部に淡紅色の丘疹、腹部・大腿部に紅色丘疹とその周囲に融合傾向のある紅斑が出現し、好酸球が軽度上昇した。また、皮疹出現時の血清中のHHV-6DNAは陰性、HHV-6IgGは640倍と高値であったが、それらの値は皮疹出現前と変化はなかった。
文献番号 2008224987