マルヤマ タカシ   MARUYAMA Takashi
  丸山 隆志
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   非常勤講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 ミネソタ式人格目録を用いた神経膠腫患者に対する術前のパーソナリティ調査
掲載誌名 正式名:東京女子医科大学雑誌
ISSNコード:00409022
巻・号・頁 82(5),331-337頁
著者・共著者 篠田巴留香†, 鈴木孝司, 丸山隆志, 蓑下成子, 村垣善浩
発行年月 2012/10
概要 Abstract:(はじめに)寝たきり予防のための高齢者のバランス評価に片脚立ち動作がある.片脚立位時間を測定するだけでは日本整形外科学会が掲げる加齢による運動器の障害のために移動能力が低下し要介護になる危険性の高い状態であるロコモティブシンドロームの予防には十分とはいえない.しかし,身体バランスの評価は外来診察時に定量的に行われず,医師や理学療法士が主観的に行っている.動作解析でよく使用される三次元動作解析装置では,設備が大きすぎて時間も掛かり外来診療時に測定は困難である.重心動揺測定では視覚的でなく身体の各部分がどのように不安定なのか測定できない.(目的)本研究では,外来診察時にも使用できるように身体バランス評価をビデオカメラ1台で定量化する方法の開発を行う.(対象)健康な9名の中高齢者である.(方法)被験者は8週間の運動負荷,歩行や片脚立位練習を行い,運動負荷前後に左右片脚立位について三次元動作解析とビデオカメラ1台を使用し正面からの撮影した画像から動作解析を行った.両足立位から片脚立位になった際の肩と骨盤の角度変化について調査し,解析方法で違いがあるかについて比較した.(結果)三次元動作解析,ビデオカメラ1台による動作解析においても運動負荷後は骨盤の角度が同様に変化することが確認できた.(結語)身体バランスについて正面から1台のビデオカメラによる測定で評価することが出来た。ビデオカメラの設置は容易であり,外来診察時のバランス評価法として有用な方法と考えられる.(著者抄録)
NAID 110009557335