ホンマ サトシ   HOMMA Satoshi
  本間 哲
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   非常勤講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 乳児肥厚性幽門狭窄症における硫酸アトロピン経口療法の臨床的検討
掲載誌名 正式名:日本小児科学会雑誌
ISSNコード:00016543
掲載区分国内
出版社 (公社)日本小児科学会
巻・号・頁 105(1),22-28頁
著者・共著者 岡田和子†, 横山結子, 本間哲, 都もと子, 杉原茂孝, 大澤眞木子
発行年月 2001/01
概要 肥厚性幽門狭窄症18例(日齢37±15日)について硫酸アトロピン(硫アト)の経口投与による治療プロトコールを作成し検討した.硫アトの初回投与量は0.05mg/kg/day(分8)で,症状をみながら漸増した.投与方法は,毎回哺乳前20分に飲ませ,哺乳後1時間は上体挙上右側臥位にする.腹部膨満の強い症例はNG-tubeを留置し,適時胃内減圧を行った.その結果,硫アト療法が有効であったものは16例で有効率89%であった.その有効投与量は平均0.07±0.1mg/kg/dayで,効果発現までは平均2±1日,入院期間11±5日であった.硫アト投与期間は平均4.8±1.9ヵ月であったが,副作用は全例に認められなかった.入院時の臨床症状や超音波検査における重症度は,硫アト療法の有効性や投与量に全く関連しなかった
文献番号 2001140220