カワシマ アキツグ   Akitsugu Kawashima
  川島 明次
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 【脳卒中のチーム医療 EC-ICバイパスの夜明け】PC動画セッション Vein graft bypassの工夫と臨床応用
掲載誌名 正式名:The Mt. Fuji Workshop on CVD
ISSNコード:02898438
掲載区分国内
出版社 (株)にゅーろん社
巻・号・頁 24,29-33頁
著者・共著者 岡田 芳和, 川島 明次, 川俣 貴一, 山口 浩司, 堀 智勝
発行年月 2006/07
概要 独自の改良を加えたvein graft bypassの手技を紹介し,成績を報告した.開存率低下の対策として,下肢からの静脈片を用い,採取は吻合開始直前とした.100mmHgの用手加圧により出血のチェックとgraftのねじれ,屈曲の予防を図り,リング付人工血管で作成した皮下トンネル内にgraftを通し,生食水をフラッシュし,抵抗のないスムースな流れの確証を得るようにした.本手技を用いた頸部外頸動脈-中大脳動脈の血行再建術を42例に行った.内訳は未破裂脳動脈瘤30例,破裂脳動脈瘤5例,解離性動脈瘤3例,脳腫瘍3例,外傷性頸動脈-海綿静脈洞瘻1例であった.術直後では41例で良好なバイパスの開存を認め,1年後の経過観察では40例中37例で良好な開存を認めた.開存を確認できなかった症例でも明らかな虚血発作はなかった
文献番号 2006272582