カワシマ アキツグ   Akitsugu Kawashima
  川島 明次
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 【Large Vessel Diseasesへの治療戦略 現状と将来の展望】頭部血行再建術 閉塞性頭蓋外脳動脈に対する人工血管を用いた血行再建術
掲載誌名 正式名:The Mt. Fuji Workshop on CVD
ISSNコード:02898438
掲載区分国内
出版社 (株)にゅーろん社
巻・号・頁 21,21-25頁
著者・共著者 岡田 芳和†, 川島 明次, 川俣 貴一, 比嘉 隆, 堀 智勝, 島 健
担当区分 2nd著者
発行年月 2003/07
概要 人工血管を用いた頭蓋外脳動脈の血行再建術について報告した.症例1:46歳男.プロペラで左頸部を強打,裂傷を負い,受傷3ヵ月目から起立動作時に眩暈が生じるようになった.血管撮影で左頸動脈の閉塞と椎骨動脈から後交通動脈,左内頸動脈,頸動脈分岐部を介して外頸動脈に向かう血流を認め,損傷部位を切除しDacron(径6mm)を用いて血行再建を行った.症例2:37歳女.胸部大動脈瘤,大動脈炎症候群で加療中,脳血管撮影で左総頸動脈の高度狭窄,左外頸動脈の閉塞,左外頸動脈系と椎骨動脈系の間に側副路の著しい発達を認めた.頸部皮下に径5mmのring付人工血管を通し,鎖骨下動脈にvascular punchで径5mmの側孔を設け,人工血管とend-to-sideの吻合を行った.症例3:69歳男.脳血管撮影で腕頭動脈閉塞による右頸動脈系の虚血発作と診断しaxillary-axillary pypassを行った.3例とも良好な結果である
文献番号 2004037548