カワシマ アキツグ   Akitsugu Kawashima
  川島 明次
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 イヌ脳血管攣縮モデルにおけるニカルジピン徐放剤の有効性
掲載誌名 正式名:Neurological Surgery
ISSNコード:03012603/18821251
掲載区分国内
出版社 (株)医学書院
巻・号・頁 26(1),37-43頁
著者・共著者 川島 明次, 糟谷 英俊, 塩川 和彦
発行年月 1998/01
概要 開頭くも膜下出血モデル犬で,ICA(内頸動脈),MCA(中大脳動脈),ACA(前大脳動脈),及びPcom A(後交通動脈)の周囲に血腫凝血を留置し,血管周囲にニカルジピン徐放薬(N群)或いはプラセボ(P群)を留置した.凝血側血管直径の平均減少はP群ではN群に比しICA,MCA,及びACAの全てで大きく,有意差が認められた.非開頭側では血管攣縮は認められなかった.凝血内カルジピン濃度は平均1.5×10-4Mで,管内で十分弛緩が得られる濃度であった.7日にペレット残存はなかった.組織学的所見で血管直径にN群とP群との間に著差があった.動脈は赤血球及び炎症細胞で囲まれていた
文献番号 1998125559