ヤマグチ カズヒロ
YAMAGUCHI Kazuhiro
山口 佳壽博 所属 その他 その他 職種 非常勤嘱託 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【自己管理および在宅医療のための機器と治療法の発展】 パルスオキシメーター(SpO2) |
掲載誌名 | 正式名:成人病と生活習慣病 ISSNコード:1347-0418 |
巻・号・頁 | 42(4),469-473頁 |
著者・共著者 | 山口佳寿博 |
発行年月 | 2012/04 |
概要 | ・パルスオキシメーターによって測定されるSpO2は動脈血酸素分圧(PaO2)の代用として臨床の現場で広く利用され、現在では、バイタルサインの一つとして定着しつつある。・測定は、赤色光(還元Hbにより吸収)と赤外光(酸素化Hbにより吸収)を用いて光学的に行われる。・SpO2の解釈上の注意点は、以下のとおりである。(1)臨床的に診断意義を有するSpO2の範囲は、70%以上(PaO2:37mmHg以上に相当)、97.5%以下(PaO2:100mmHg以下に相当)。(2)PaO2の正常下限(80mmHg)に一致するSpO2は96%。(3)準呼吸不全の診断基準となるPaO2(70mmHg)に一致するSpO2は95%。(4)呼吸不全の診断基準となるPaO2(60mmHg)に一致するSpO2は90%。(5)SpO2値は、高体温、血液の酸性化(アシドシース)によって低下し、実際のPaO2の低下を過大評価する。低体温、血液のアルカリ化では逆の現象が発生する。(著者抄録) |
文献番号 | 2012211798 |