イナダ ケン
INADA Ken
稲田 健 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | トピラマートの躁状態治療薬としての有用性 |
掲載誌名 | 正式名:Bipolar Disorder |
巻・号・頁 | 9,56-63頁 |
著者・共著者 | 堤祐一郎, 春日雄一郎, 稲田健, 二階堂亜砂子, 伊坂洋子, 高橋理歩, 柴田結以, 若松和泉, 高橋晋, 辻敬一郎 |
発行年月 | 2011/05 |
概要 | 躁状態(気分高揚、精神運動興奮、易刺激性、衝動性亢進)を呈したICD-10により統合失調症、統合失調感情障害、双極性障害と診断された入院患者18名を対象に、トピラマートの躁状態治療薬としての有用性について検討した。18例中統合失調症圏が11例(61%、男性2例、女性9例)、双極性障害が7例(39%、男性2例、女性5例)であった。年齢は20歳代1名(女性)、30歳代9名(男性2名、女性7名)、40歳代6名(男性1名、女性5名)、50歳代1名(男性)、60歳代1名(女性)であった。概ね良好な治療反応性がみられた。用量域は100~600mgと個体差が大きく、慎重な用量設定が望まれ、代謝系の副作用として食欲低下、体重減少を認めた例があり、高用量群においては精神神経系・精神運動系或いは運動系の随伴事象の可能性が示唆された。 |
文献番号 | 2011292636 |