コマガタ トモコ
  駒形 朋子
   所属   看護学部 看護学科
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 災害急性期の病院対応に焦点化した単日完結のハイブリッド型災害看護実習における学生の学び
掲載誌名 正式名:日本災害看護学会誌
ISSNコード:13450204
掲載区分国内
出版社 (一社)日本災害看護学会編集委員会
巻・号・頁 22(2),63-74頁
著者・共著者 古屋 裕美, 宮前 繁, 田中 加苗, 濱舘 陽子, 小曽根 京子, 菅原 千賀子, 谷本 美保子, 鐘ヶ江 紗里, 小川 裕美子, 鴨田 玲子, 藤村 麻衣子, 駒形 朋子, 佐々木 吉子
発行年月 2020/12
概要 <文献概要>背景 看護学士課程では、学生は、災害発生に備えた心構えと看護の方法を学び、災害時の健康危機に備えた看護実践の理解が求められる。A大学では、体験・実践に主眼を置いた災害急性期の病院対応に焦点化した単日完結のハイブリッド型災害看護実習をおこなっているが、その学びは明らかではなかった。目的 実習を通して学生が得た学びを明らかにする。方法 実習を終えた学生に自由回答式の質問紙調査を実施し質的に分析した。結果 学生は、実習を通して、災害時の病院で起こる状況を具体的にイメージしていた。また緊迫感や必要な対応について理解し、実践のための知識や経験、情報管理や連携の困難さ、個人と組織の災害への備えの重要性を学んでいた。考察・結論 災害急性期の病院対応に焦点化した単日完結のハイブリッド型災害看護実習は、学生の災害時の状況や対応の具体的なイメージ化を促し、災害を我が事として考えて具体的な対応を検討する実践的な学びにつながり、災害急性期の病院対応に関する災害看護教育の方法として有用であることが示唆された。
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200540
文献番号 2021107668