Ikuko Kashiwazaki    Department   School of Nursing, School of Nursing    Position   Assistant Professor
Article types	Original article
Language	English
Peer review	Peer reviewed
Title	東日本大震災で被災した2都市における福祉避難所運営に向けた課題(Issues in the Management of Welfare Evacuation Shelters in Two Cities Affected by the Great East Japan Earthquake)
Journal	Formal name：日本健康医学会雑誌 ISSN code：13430025
Publisher	日本健康医学会
Volume, Issue, Page	28(4),pp.427-432
Author and coauthor	Kashiwazaki Ikuko†, Sasaki Akiyo, Kanoya Yuka
Authorship	Lead author
Publication date	2020/01
Summary	本研究は、東日本大震災で被災した県のA市(人口約30万人)とB市(人口約6万人)における福祉避難所の運営に関する課題を明らかにすることを目的とし、市職員と施設職員を対象にインタビュー調査を実施した。結果、2つの市の福祉避難所の運営に関する課題として以下の点が挙げられた。1)「避難行動要支援者」の名簿によって福祉避難所の利用者が特定されている現状、2)災害時に福祉避難所として被災者を受け入れるだけでなく、従来その施設を利用している利用者の受け入れを維持できるシステムを構築する必要性、3)多様な障害のある被災者への多様な支援ニーズへの対応、4)福祉避難所利用ニーズのある人に対する適切な情報提供の難しさ。これらの結果から、福祉避難所に指定された施設と関連自治体の間で災害対策情報を共有し、平時から協力体制を構築する必要性が示唆された。(著者抄録)
Document No.	2020138430