オオツル タダヒコ   Tadahiko Ohtsuru
  大鶴 任彦
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   非常勤講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 Direct anterior approachとAnterolateral supine approachによるTHAの比較検討
掲載誌名 正式名:日本人工関節学会誌
ISSNコード:13457608
掲載区分国内
出版社 (一社)日本人工関節学会
巻・号・頁 45,93-94頁
著者・共著者 宗像裕太郎†, 大鶴任彦, 森田裕司, 加藤義治
発行年月 2015/12
概要 初回セメントレス人工股関節置換術を施行した95股のうち、direct anterior approachにて施行した36股(男性9股、女性27股、35〜81歳、DAA群)とanterolateral supine approachにて施行した36股(男性4股、女性31股、49〜82歳、ALS群)とを比較検討した。平均手術時間はDAA群が84分、ALS群が96分で、ALS群が有意に長かった。平均術中出血量は有意差が認められなかった。カップの設置角に関しては、平均外方開角は両群とも目標設置角を達成できていたが、平均前方開角はDAA群において目標設置角から逸脱しており、目標域内設置角が達成できていたのはDAA群7股、ALS群17股で有意にALS群が優っていた。合併症はDAA群で7股に認め、ALS群では2股のみであった。DAA群では術後4股に外側大腿皮神経の知覚異常を認めたが、ALS群では皆無であった。
文献番号 2016163096