カコガワ ジユン
  水主川 純
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 国立国際医療研究センター病院における精神疾患合併妊婦と出生児の管理の検討 精神科リエゾンから
掲載誌名 正式名:総合病院精神医学
ISSNコード:09155872
掲載区分国内
出版社 (一社)日本総合病院精神医学会
巻・号・頁 23(2),167-171頁
著者・共著者 蟹江 絢子, 吉川 正孝, 大谷 恭平, 関 由賀子, 今井 公文, 水主川 純
担当区分 最終著者
発行年月 2011/04
概要 国立国際医療研究センター病院における精神疾患合併妊婦と出生児の管理について精神科リエゾンから検討した。精神疾患合併妊婦32例を対象とした。26例が精神疾患合併のため他院産科より紹介され、妊娠16週以前に紹介されたのは5例のみであった。精神疾患の診断時期は妊娠前が31例で、妊娠中が1例であった。他院の精神科外来に通院していたものが32例中20例であった。32例のうち、小児科入院を要した児は15例であった。母と自宅退院したものが22例、母と児が婦人保護施設に入所したもの8例、児のみが乳児院に入所したもの2例であった。精神疾患合併妊婦とその他の妊婦の両群間で母体平均年齢、分娩週数出生体重に有意差を認めなかった。児が施設(婦人保護施設、乳児院)に入所した群と入所の必要性のなかった群を比較すると、施設入所した群では母が若年、未入籍、産科初診時週数が遅いものが多かった。
文献番号 2012165173