カコガワ　ジユン   水主川　純    所属   医学部 医学科（東京女子医科大学病院）    職種   教授・基幹分野長
論文種別	原著
言語種別	日本語
査読の有無	査読あり
表題	梅毒感染妊婦7例の周産期予後に関する検討
掲載誌名	正式名：日本周産期・新生児医学会雑誌 ISSNコード：1348964X
掲載区分	国内
出版社	(一社)日本周産期・新生児医学会
巻・号・頁	46(4),1263-1266頁
著者・共著者	水主川 純, 定月 みゆき, 中西 美紗緒, 箕浦 茂樹
担当区分	筆頭著者,責任著者
発行年月	2010/12
概要	2006年1月〜2009年12月に分娩した梅毒感染症妊婦7例を対象に、患者背景、母児の周産期事象、問題点について後方視的に検討した。母体年齢は21〜33歳、平均26.4±4.7歳、初産婦4例、経産婦3例で2例に人工妊娠中絶歴を認めた。3例に離婚歴を認め、全例未入籍であった。4例は妊娠相手と音信不通であった。全例、梅毒血清反応検査で診断された無症候性梅毒で、感染時期は不明であった。梅毒の診断時期は妊娠中5例、分娩後2例であった。梅毒以外の母体合併症は精神神経疾患3例(人格障害・鬱病・精神発達遅滞各1例)、感染症3例(クラミジア頸管炎2例、C型肝炎ウイルス感染例1例)であった。妊娠中に梅毒と診断された5例で2例は今回の妊娠に関する初めての妊婦健康診査受診の医療機関が当院であった。
文献番号	2011103393