ナカバヤシ アキラ
  中林 章
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 腹腔鏡下手術で筒状に丸める操作が不要である、セプラフィルム台形切り直接搬入法
掲載誌名 正式名:東京産科婦人科学会会誌
ISSNコード:21860599
掲載区分国内
出版社 (一社)東京産科婦人科学会
巻・号・頁 66(1),7-11頁
著者・共著者 中林 章, 佐藤 健二, 升田 博隆, 吉政 佑之, 仙波 宏史, 飯野 孝太郎, 内田 明花, 末岡 浩, 田中 守
発行年月 2017/01
概要 セプラフィルムは、産婦人科で頻用されている癒着防止材の一つであるが、吸湿性が高いシート状のフィルムであることより、トロッカーを介した腹腔内への搬入には工夫が必要であり、これまで、さまざまな手法が報告されてきた。これまでの報告では、セプラフィルムを筒状に丸めてからトロッカーに挿入することを基本としており、操作には熟練性を要する。今回、セプラフィルムを台形に切り、三角部分をホルダーとともに鉗子で把持し、筒状に丸める操作を行わずにそのまま三角部分よりトロッカーに挿入することで、簡便に腹腔内に搬入できる方法を考案した。使用後のホルダーは、三角部分を鉗子で把持し牽引することで、容易にトロッカーより回収が可能であった。本手法は、特別な器具を使用することなく、セプラフィルムをホルダーとともに乾燥した状態で腹腔内に搬入できる簡便な手法であり、本来の使用法に類似している点で有用といえる。(著者抄録)
文献番号 2017134489