ヤギシタ ダイゴ   YAGISHITA Daigo
  柳下 大悟
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【薬物治療のエッセンスが全部わかる!循環器疾患ガイドライン総まとめ】(第4章)不整脈 QT延長症候群・Brugada症候群
掲載誌名 正式名:薬事
略  称:薬事
ISSNコード:0016-5980
掲載区分国内
出版社 (株)じほう
巻・号・頁 60(7),1247-1256頁
著者・共著者 柳下大悟†, 萩原誠久
発行年月 2018/05
概要 <Key Points>先天性QT延長症候群は主にK+チャネルの機能低下を原因とする遺伝子疾患である。QT延長とはQTc時間440ms以上をいい、QT延長症候群の診断には臨床的特徴や家族歴などで点数化された診断基準を用いる。二次性QT延長を来す主な電解質異常には低K血症や低Mg血症があげられる。主な原因薬剤にはエリスロマイシンやテルフェナジン、抗真菌薬、抗うつ薬などがあげられる。先天性QT延長症候群の治療は運動制限とβ遮断薬が先決であり、薬剤の有効性や臨床背景を考慮して植え込み型除細動器(ICD)の適応とする。Brugada症候群の特徴的な心電図は、右脚ブロック様波形と右側胸部誘導におけるST上昇である。Brugada症候群患者の15%前後にNa+チャネルの遺伝子異常が報告されている。Brugada症候群における心臓突然死の唯一の予防法はICDである。しかし、無症候性Brugada症候群の相当数において、将来的な心事故の可能性は高くない。Brugada症候群における心事故のリスク層別として、現在のガイドラインでは失神の既往、突然死の家族歴、電気生理検査での致死性不整脈の誘発性を重要視している。(著者抄録)
文献番号 2018241343