カワグチ ユウキ
  川口 祐輝
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 【透析と麻酔】(PART1)透析医療について 腹膜透析の実際
掲載誌名 正式名:LiSA 別冊
ISSNコード:1344932X
掲載区分国内
出版社 (株)メディカル・サイエンス・インターナショナル
巻・号・頁 30(別冊'23秋号),65-69頁
著者・共著者 川口 祐輝, 星野 純一
担当区分 筆頭著者
発行年月 2023/09/20
概要 <文献概要>日本における慢性維持透析患者の総数は,2021年末時点で34万9700人であり,そのうち,腹膜透析peritoneal dialysis(PD)を行う患者数は1万501人で,割合としては全体の3.0%である。他国をみてみると,慢性透析患者におけるPDの割合は,米国で10.0%,英国で12.7%,ブラジルで56.5%,韓国で10.5%となっており,日本が極めて特殊な状況にあることがわかる。現在,米国や日本では,在宅医療としてのPDや腎移植を推進する動きが活発になっており,診療報酬の加算や新設が進んでいる。また,近年,情報通信機能を搭載した自動腹膜灌流用装置が登場したことで,PDによる除水量,血圧,体重などを遠隔でモニタリングすることが可能になり,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行も相まって,PD患者数は徐々に増加傾向にある。
文献番号 2023329679