オオメ ユウスケ
  大目 祐介
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 (坂の上のラパ肝・胆・膵(第18回))腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術(切除・前編)
掲載誌名 正式名:臨床外科
ISSNコード:03869857/18821278
掲載区分国内
出版社 (株)医学書院
巻・号・頁 76(7),906-915頁
著者・共著者 大目祐介†, 本田五郎
担当区分 筆頭著者
発行年月 2021/07
概要 <文献概要>Point(前編)◆肝十二指腸間膜や総肝動脈(CHA)周囲のリンパ節郭清は行わず,はじめに胃十二指腸動脈(GDA)を切離してその背側で門脈を露出したら,総胆管はそのすぐ頭側のレベルで確保する.胆嚢は胆管空腸吻合後に個別に摘出する.◆はじめにKocherの授動をして,切除の最終段階まで膵の切離を行わずに膵頸部をhangingし,腹腔鏡によるcaudal viewを活かすことで,上腸間膜動静脈(SMV)の右側・背側に良好な視野を確保する.(後編:本文は第19回に掲載)◆上腸間膜動脈(SMA)とSMVの周囲では,先に右側からのアプローチでSMVおよび空腸静脈(JV)と膵鉤部との間を剥離して下膵十二指腸静脈や細かい膵鉤部からの分枝を切離し,その後,左側からのアプローチでSMAと膵鉤部との間を切離する.◆SMAとSMVの周囲では,背側から腹側,尾側から頭側に向かって,SMA/SMVから膵頭部を剥きあげるように切離を進める.
文献番号 2021265058