|
カワジリ スミヒロ
KAWAJIRI Sumihiro
河尻 澄宏 所属 医学部 医学科(附属東洋医学研究所) 職種 准教授 |
|
| 論文種別 | 症例報告 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読あり |
| 表題 | 脾虚を伴う肩こりに半夏白朮天麻湯が有効であった3例 |
| 掲載誌名 | 正式名:日本東洋医学雑誌 ISSNコード:02874857/1882756X |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | (一社)日本東洋医学会 |
| 巻・号・頁 | 77(2),114-119頁 |
| 著者・共著者 | 岡林麻子†, 河尻澄宏, 宮川亨平, 磯村知子, 木村容子 |
| 発行年月 | 2026/04 |
| 概要 | 半夏白朮天麻湯で肩こりが改善した3症例を経験した。症例1は肩こり,眼痛を訴える23歳女性。全身倦怠感,胃もたれがあり,乗り物酔いのような気持ち悪さが常にあることから,気虚,脾虚と痰飲があると判断し,半夏白朮天麻湯を処方したところ,いずれも改善が見られた。症例2は肩こり,頭痛,げっぷを訴える43歳女性。全身倦怠感,腹のはりがあり,車に乗ると悪化することから,同様に気虚,脾虚と痰飲があると判断。半夏白朮天麻湯の処方で症状はすべて改善した。症例3は肩こり,眼痛,頭痛,ふらつきを訴える80歳女性。全身倦怠感,腸閉塞術後の腹部のはりや下痢傾向もあるため,これも気虚,脾虚と痰飲があると見て半夏白朮天麻湯を処方したところ,いずれも軽快した。半夏白朮天麻湯の主な使用目標とされている「めまい」を伴わない場合でも,気虚,脾虚と痰飲の症状を伴う肩こりは「痰厥」の可能性があり,本剤が有効な場合があると考えられた。(著者抄録) |
| 文献番号 | 2026225368 |