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カンオ ケイコ
KAN'O Keiko
神尾 敬子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 講師 |
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| 論文種別 | 総説 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 表題 | 慢性気道疾患における気道上皮バリア機能障害 分子メカニズムと治療展望 |
| 掲載誌名 | 正式名:アレルギー ISSNコード:00214884/13477935 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | (一社)日本アレルギー学会 |
| 巻・号・頁 | 74(3),119-123頁 |
| 著者・共著者 | 神尾敬子† |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 発行年月 | 2025/06 |
| 概要 | 肺の気道上皮は大気中のアレルゲンや病原体の侵入を防ぐ第一線の防御機構である。喘息やCOPDなどの慢性下気道疾患では、外的刺激曝露がなくなっても炎症と病態進行が持続する。本稿では気道上皮バリアの構造と機能、ならびにバリア障害に関する既知知見と著者らの研究成果を紹介する。著者らは、過去喫煙COPD患者由来気道上皮細胞をair-liquid interface培養し、非喫煙健常者および現喫煙COPD患者由来細胞と比較した。その結果、過去喫煙COPD患者細胞では線毛形成・運動に関連する遺伝子とジャンクション関連分子の発現が低下し、長期禁煙後もバリア障害が遷延していた。さらにsingle-cell RNA sequencing解析とsingle-cell ATAC sequencing解析の統合解析により、エピジェネティック修飾を介した転写因子NKX2-1発現制御異常が杯細胞やmucous ciliated cellへの分化異常を促進し、バリア障害の持続に寄与する可能性が示唆された。 |
| DOI | 10.15036/arerugi.74.119. |
| 文献番号 | 2025262200 |