タナカ カナエ   TANAKA Kanae
  田中 加苗
   所属   看護学部 看護学科
   職種   講師
論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 災害急性期における看護の倫理的課題に関する文献検討
掲載誌名 正式名:日本災害看護学会誌
ISSNコード:13450204
掲載区分国内
出版社 (一社)日本災害看護学会編集委員会
巻・号・頁 24(2),17-30頁
著者・共著者 鈴木 千琴, 田中 加苗, 藤井 愛海, 中島 麻紀, 原 朱美, 中山 洋子, 南 裕子, 片田 範子
発行年月 2022/12
概要 <文献概要>目的:災害急性期に焦点を当て、災害時の支援活動における看護職の行為とその判断を先行研究から分析し、看護職が直面した倫理的課題を明らかにする。方法:医学中央雑誌Web Ver. 5,Pubmed,CINHAL Completeを用い、[災害][看護][実践or体験]をキーワードに検索し、加えて看護の実際が描写されている書籍も選定対象とした。選定文献から災害急性期における看護職の行為とその時の判断を分析し、倫理的課題を抽出した。結果:22件の文献が選定され、国内文献が15件、国外文献が7件であった。分析の結果、災害急性期の看護職の行為は、生命の安全の確保、資源配分、移送の調整、死者と遺族への対応に分けられ、倫理的課題が抽出された。結論:災害急性期に看護職が直面する倫理的課題は、(1)緊急時においては専門性を超えた医療行為を行うことで人命を救うことと法に触れることの対立、(2)平時と異なる状況下において資源の配分の平等と公平のバランスを保つ困難性への苦悩、(3)医療体制の維持のために広域搬送を余儀なくされた人々の心身の苦痛を予測しつつ、搬送の調整や移送中の支援を実践する葛藤、(4)トリアージで黒タグとされた負傷者とその遺族へのケアより他の人の救援活動が優先されるときの、前者の尊厳を守ることとより多くの人命を守ることに心の対立が生じることであった。
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200586
文献番号 2023086597