ホシノ ジュンイチ   Hoshino Junichi
  星野 純一
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 腎移植患者における運動療法の種類による系統的レビュー・メタ解析
掲載誌名 正式名:日本腎臓学会誌
ISSNコード:03852385/18840728
掲載区分国内
巻・号・頁 67(4),469頁
著者・共著者 高上 紀之, 落合 晋太郎, 谷澤 雅彦, 祖父江 理, 星野 純一, 小口 英世
発行年月 2025/06/04
概要 【背景】腎移植数の増加およびレシピエントの高齢化により高齢腎移植患者が増加しており,運動療法によるサルコペニア・フレイルの予防,運動耐用能の維持などが期待されるが,過去の系統的レビュー・メタ解析では運動療法の種類による検討はされていない.【方法】成人腎移植患者に対して運動療法の効果を検討した研究を対象としてPubmedおよび医中誌により系統的文献検索を行った.アウトカムは移植腎機能,QOL,心肺機能,身体機能,筋力,糖代謝,脂質代謝として運動療法の種類(全て,有酸素運動(AT), 抵抗運動(RT),有酸素運動+抵抗運動(AT+RT))によるメタ解析を行った.【結果】17のRCTを用いてメタ解析を行った.移植腎機能はいずれの検討でも運動療法群で有意な改善はみられなかった.VO2peak,6分間歩行,血清中性脂肪はAT+RTではいずれも運動療法群で有意に良好であったが,それぞれATのみあるいはRTのみでの検討では有意差がみられなかった.【結語】腎移植患者における運動療法では特に有酸素運動と抵抗運動の組み合わせにより,心肺機能や身体機能,脂質代謝の改善が得られることが示唆された.