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ニッタ コウサク
NITTA Kousaku
新田 孝作 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 客員教授 |
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| 論文種別 | 原著 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 表題 | 血液透析患者におけるエボカルセトの有効性と安全性に関する2年間の追跡調査 |
| 掲載誌名 | 正式名:日本腎臓学会誌 ISSNコード:03852385/18840728 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 67(4),563頁 |
| 著者・共著者 | ◎岡崎真之、小松水樹、板東優太、佐藤まどか、服部元史、川口洋、新田孝作 |
| 担当区分 | 最終著者 |
| 発行年月 | 2025/06/04 |
| 概要 | 【目的】血液透析患者の二次性副甲状腺機能亢進症(2°HPT)に対して,シナカルセトからエボカルセトへの切り替えを行い,臨床検査値の変化と安全性について2年間の後方視的臨床研究を行った.【対象と方法】常磐病院の外来維持血液透析患者のうちシナカルセト50mg/日以下で2°HPTの治療を行っている106名が対象となった.エボカルセト1mgまたは2mgに切り替えを行い,2年間の経過を追跡した.日本透析医学会のガイドラインの管理目標を維持するようにエボカルセト,ビタミンD,リン吸着薬の調節を行った.観察開始時から24か月までの臨床検査値(iPTH,補正Ca値,P値)および大動脈弓部石灰化指数を開始時と終了時に測定し評価項目とした.【結果】iPTHが60〜240pg/mLの症例は開始時で25%であったが終了時には68%に増加した.平均血清補正Ca値は8.5mg/dLから8.4mg/dLに,平均血清P値は5.8mg/dLから5.6mg/dLに変化した.大動脈弓部石灰化指数は優位に上昇した.副作用症状は上部消化管症状の消失が5例,減少が3例に認められた一方で,新規の腹部違和感を2例に認めた.【結語】血液透析患者に合併した2°HPTに対してシナカルセトからエボカルセトに切り替える場合,1mgあるいは2mgから開始するのがよいと考えられる. |