ツチヤ ケン   TSUCHIYA Ken
  土谷 健
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   客員教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 K欠乏腎症ラットの腎細胞内pHの31P核磁気共鳴法による測定
掲載誌名 正式名:医学のあゆみ
ISSNコード:00392359
掲載区分国内
出版社 医歯薬出版(株)
巻・号・頁 148(9),613-614頁
著者・共著者 佐中孜, 樋口千恵子, 水上玖美, 土谷健, 新田孝作, 淵之上昌平, 唐仁原全, 寺岡慧, 太田和夫, 杉野信博
発行年月 1989/03
概要 K欠乏に伴う低K血症では, 酸塩基平衡の面からみると, 腎尿細管での炭酸水素イオンの再吸収機構が亢進しており, そのためにアルカローシスとなっていることが多い. また, そのようなK欠乏が慢性化すると, 腎では尿細管上皮の空胞変性, 間質の萎縮・線雑化, ひいては糸球体硬化などの器質的病変が形成される. また機能的には, 糸球体機能低下・濃縮力障害などが認められる. 一方, K欠乏による細胞内からのK+喪失は, これと交換性に細胞内のH+の増加を招くため, 細胞内pHを低下させることが予想される. このことは腎組織にもあてはまると考えられるので, これを確認するたあに著者らは, 31Pを用いた核磁気共鳴法(NMR法)による細胞内pHの測定を試みた. その結果, 興味ある知見を得たので報告する. 材料と方法 体重180~220gの雄性Spraugue-Dawleyラットを低K食(餌100g当りK含有量0.2mmol未満)にて飼育し, 今回の研究の対象動物とした. これらのラットは, 低K食開始時(n=4), 7日目(n=3), 10日目(n=4), 14日目(n=4)に酸塩基状態(動脈血pHとPcO2), K濃度を測定すると同時に, NMR法による細胞内pHの測定に用いた.
文献番号 1990072532