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ツチヤ ケン
TSUCHIYA Ken
土谷 健 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 客員教授 |
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| 論文種別 | 原著 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 表題 | 【腎臓とエイジング/アンチエイジング】総論 日本における高齢化と腎臓病の現状 |
| 掲載誌名 | 正式名:腎と透析 ISSNコード:03852156 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | (株)東京医学社 |
| 巻・号・頁 | 98(6),733-738頁 |
| 著者・共著者 | 土谷 健, 川口 祐輝 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 発行年月 | 2025/06 |
| 概要 | <文献概要>はじめに 従来,腎疾患は,その発症の原因および固有の症状・進展に診療・研究の視点が置かれていたが,個々の疾患ではなく,腎臓の機能障害が進行する際に共通して生じる病態に重点を置いたのが,慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)の概念である。2002年にKidney Disease Outcome Quality Initiative(KDOQI)により提唱された疾患概念であり,2012年には,Kidney Disease:Improving Global Outcomes(KDIGO)により診断基準と重症度分類がなされた。重要な点は,診断基準が簡素化され,医師だけでなく看護師,薬剤師,栄養士,臨床工学技士,臨床検査技師など医療スタッフが一体となって診療にあたることができるようになったことである。さらに,推算糸球体濾過量(estimated glomerular filtration rate:eGFR)という共通の簡単な指標を用いて,腎臓病を患者も理解できるようにすることで,腎臓病治療の簡素化・標準化を図ることができるようになったことである。もう1つの意義は,CKD患者は末期腎不全(end stage kidney disease:ESKD)に至るリスクが高いだけでなく,心血管疾患(cardio vascular disease:CVD)による死亡リスクも高いことである。CKD概念の導入は,腎臓病診療のパラダイムを,従来の腎炎治療中心から,生活習慣病対策という柱の1つにシフトさせた。 |
| 文献番号 | 2025289395 |