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ヤマグチ シンジ
YAMAGUCHI Shinji
山口 慎史 所属 医学部 医学科 職種 助教 |
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| 論文種別 | 原著 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読あり |
| 表題 | 病院勤務医師における夜間勤務時の睡眠時間と疲労感の実態 |
| 掲載誌名 | 正式名:労働科学 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 1頁 |
| 著者・共著者 | 山口慎史, 小池美菜子, 永峰大輝, 三木貴子, 野原理子 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 発行年月 | 2026 |
| 概要 | 本研究は,医師の夜間勤務時における睡眠時間をウェラブルデバイスで測定し,睡眠時間と疲労感の実態を把握することを目的とし,2023年2月から9月に関東圏内の病院に勤務する医師13名(男性8名,女性5名,平均年齢34.2 ± 7.0歳)を対象として実施した。睡眠時間はFitbit Inspire 2を用いて測定し,主観的な疲労感は自覚症しらべで評価した。睡眠時間は,最も長いケースで504分,最短は26分,平均は232分であった。特に睡眠時間が120分未満であったケースはのべ10回確認された。夜間勤務の内容は救急対応や病棟宿直など多様であり,勤務形態の違いが睡眠時間のばらつきに影響していることが推察された。また,睡眠時間と疲労感の変化量の相関分析では,全体として統計的に有意な関連は認められなかった(個人内相関:r = .02, p = .97;個人間相関:r = -.51, p = .07)。ただし一部の対象者では,睡眠時間が長いほど疲労感が軽減される傾向も見られた。こうした測定を通じて,医師が自身の睡眠状況と疲労の変化を可視化し,自己理解や自己管理に活かすことが今後の健康的な働き方の一助となる可能性がある。 |