ナカイ ヨウスケ   NAKAI Yousuke
  中井 陽介
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 (特集 胆道癌診療のリアル)Ⅱ.閉塞性黄疸に対するドレナージ 遠位胆管癌切除企図例のドレナージの実際
掲載誌名 正式名:胆と膵
ISSNコード:03889408
掲載区分国内
出版社 医学図書出版(株)
巻・号・頁 46(8),741-746頁
著者・共著者 中井陽介†, 白田龍之介, 中林良太, 島松 裕, 大塚奈央, 高山敬子
担当区分 筆頭著者
発行年月 2025/08
概要 遠位胆管癌切除企図例は閉塞性黄疸で発症することが多く,進展度診断・病理診断とともに胆道ドレナージを行う必要がある。経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)では腹膜播種再発が増加し,予後も不良となる可能性が報告されていることから,内視鏡的経乳頭的ドレナージが第一選択となる。内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)は内視鏡的胆道ステント(EBS)と比較してステント閉塞に伴う胆管炎が少ないもののQOLが低下するため,現在は多くの施設でEBSが選択されている。膵癌で使用されることが多いself-expandable metal stent(SEMS)は胆管癌ではERCP後膵炎のリスクが高いことからplastic stentが選択されているが,最適なステント径や形状は明らかにされておらず,今後さらなる検討が必要である。(著者抄録)
文献番号 2025323010