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サクライ ヒロユキ
SAKURAI Hiroyuki
櫻井 裕之 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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| 論文種別 | 原著 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読あり |
| 表題 | 眼窩容積計測による眼窩壁骨折整復精度の評価―三次元実体モデルの有用性― |
| 掲載誌名 | 正式名:形成外科 ISSNコード:00215228 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 68(11),1231-1238頁 |
| 著者・共著者 | 長谷川祐基†, 櫻井裕之, 正宗賢 |
| 発行年月 | 2025/11 |
| 概要 | はじめに
眼窩壁骨折では眼窩容積変化と眼球陥凹の相関関係が知られており, 2020 年のシステマティックレビューでは, 眼窩容積が1㎤増加すると眼球陥凹が0.8mm進行するとい う相関が報告されている。また, 正常眼窩では左右の容積は比較的等しいことも知られており, 健側と患側の眼窩容積差を眼窩壁骨折における整復精度の指標とすることができる。 三次元実体モデルを基に再建プレートを作 製する眼窩壁骨折手術では高い対称性をもっ た眼窩再建が可能であり,この有用性は内 壁•下壁の合併骨折で特に発揮されると考え る。眼窩容積の変化を検討することで, シミュレーション手術が整復精度に及ぼす影響を検討する後ろ向きコホート研究を行ったので, これを報告する。 |