オマタ タク
OMATA Taku
小俣 卓 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 局所症状のみを呈した急性自律神経ニューロパチーの小児例 |
掲載誌名 | 正式名:脳と発達 ISSNコード:00290831/18847668 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本小児神経学会 |
巻・号・頁 | 42(5),372-376頁 |
著者・共著者 | 新井 ひでえ†*, 久保田 博昭, 小俣 卓, 田邉 雄三 |
発行年月 | 2010/09 |
概要 | 左上肢に限局する自律神経症状を示した5歳女児を経験した。左手掌の冷感および左上肢の発赤腫脹が突然出現し、24時間後に発熱・水痘様発疹を認めた。他の神経症状や重篤な汎自律神経失調症状は認めず、ウイルス抗体価を含む血液生化学・髄液検査で異常を認めなかったが、両側正中神経刺激でのF波の消失、左正中神経複合感覚神経電位の低下、左側交感神経皮膚反応(SSR)の振幅低下と氷水浸漬試験(CIVD)で交感神経機能低下を示し、急性自律神経ニューロパチーと診断した。水痘初感染が否定されるまでaciclovir投与を行い、左上肢の症状は自然経過で軽快したが、SSRとCIVDの異常は9ヵ月後でも残存していた。(著者抄録) |
DOI | 10.11251/ojjscn.42.372 |
文献番号 | 2010339939 |