オマタ タク
OMATA Taku
小俣 卓 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 准教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【子どもの睡眠・呼吸障害-病態・合併症・治療-】神経筋疾患と呼吸障害 |
掲載誌名 | 正式名:ENTONI ISSNコード:13462067 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)全日本病院出版会 |
巻・号・頁 | (230),31-36頁 |
著者・共著者 | 小俣 卓†* |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2019/04 |
概要 | 小児期発症の神経筋疾患では、高率に慢性呼吸不全を合併し、繰り返す呼吸器感染症は最も多い死亡原因となる。慢性呼吸不全の病態は呼吸筋の筋力低下や胸郭のコンプライアンス異常による拘束性換気障害が中心で、NPPVが呼吸管理の第一選択とされているが、さらに進行すれば気管切開を行い人工呼吸管理となる。また、厳密な意味で神経筋疾患ではないが、小児では脳性麻痺などの中枢神経障害による重度心身障害患児(者)の呼吸不全が多い。この場合、拘束性と閉塞性双方の呼吸障害の要素に分泌物の問題が加わり、病態はより複雑である。特に誤嚥性肺炎を反復している例では、気管切開だけではコントロールが困難であり、喉頭気管分離術の適応となる。主治医である小児科医が手術適応を判断し、最終的に耳鼻科医の診察により、気管切開や喉頭気管分離術を決定する。(著者抄録) |
文献番号 | 2019184835 |