キタハラ シュウジ
KITAHARA Shuji
北原 秀治 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任准教授 |
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論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | モバイル SCOT の可能性と実践の課題 |
掲載誌名 | 正式名:医療福祉建築 略 称:JIHa ISSNコード:13497561 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 一般社団法人 日本医療福祉建築協会 |
巻・号・頁 | (228),12-13頁 |
著者・共著者 | 北原秀治† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2025/07 |
概要 | □ はじめに
2024 年1月1日に発生した令和6年能登半島地震は, 石川県能登地方を中心に甚大な被害をもたらした.多くの 医療施設が損壊し,特に高齢化が進む地域では医療従事 者不足が深刻となり,災害時の医療提供の困難さが明ら かとなった.この状況下で,5G 通信を活用した移動型手 術ユニット「モバイル SCOT®(Smart Cyber Operating Theater)」が,新たな医療支援手段として注目されている. □ 移動型手術ユニット「モバイル SCOT」の概要 モバイル SCOT は,東京女子医科大学と NTT ドコモ の共同研究で開発された.既存の SCOT システムは手術 情報を一元化し,病院内支援を実現している.モバイル SCOT はこれを移動型として実装し,5G 通信により都市 部の高度医療を地方や災害現場で提供することを目的とす る.現在「Hyper SCOT」が年間約 200 例の高度手術を支 援中であり,地域医療や災害医療にも応用可能である. |